クラフトビールマニア CRAFT BEER MANIA

クラフトビールを"身近"で楽しみたい人のための専門ブログ。"広く浅く"を避け、出来るだけ"詳しく"情報発信します。

MENU

富士桜高原麦酒 /『インペリアルピルスナー』を飲んでみた

今日飲んでみたのは山梨県の富士河口湖町に醸造所を構える、富士桜高原麦酒のラガービール『インペリアルピルスナー(Imperial Pilsner)』です。

もともと富士桜高原麦酒からは『ピルス』というピルスナースタイルのビールが発売されているのですが、このビールは限定醸造の特別なピルスナーとのこと。一体どんな風味に仕上がっているんでしょうか?

f:id:t10617tt:20180219225748j:plainf:id:t10617tt:20180219225822j:plainf:id:t10617tt:20180219225858j:plain

△パッケージは黒字にゴールド文字でプレミアム感が。一見ビールとわからない外見。

概要

醸造所:富士桜高原麦酒 

ブランド名:『インペリアルピルスナー(Imperial Pilsner)』

公式URL:https://www.fujizakura-beer.jp/front/275.html

※インペリアルピルスナーは限定醸造のためHPには詳細が無い可能性有。

特徴①:『濃厚な風味とモルトのコク』×『鼻から抜けるグレープ・シトラスの香り』

特徴②:飲んだ瞬間『っ濃!』となる味の濃さ。モルトのコクもかなり感じられます。

特徴③:鼻から抜ける香りがとても特徴的。単純なホップのアロマよりも葡萄感のある香り。

 

販売価格:518円

内容量:330ml

アルコール分:6.0%

原材料:麦芽・ホップ(オペル・ヘレスブルック)

色合い:濁りのある濃い黄金色

そもそも『インペリアルピルスナー』ってどんなスタイル?

 ベースはピルスナーなので、まずはピルスナーとは?の部分から。

ピルスナーは日本の大手ビールメーカーが一般的に生産しているビール。日本問わずアメリカやドイツなど他国でも最も飲まれているビアスタイルかと思います。

日本で言えばプレミアムモルツもアサヒスーパードライもキリンの一番搾りも特徴は違えどすべてピルスナーに分類されるビールです。

ペールエールやIPAなどとは違い、飲んだ時ののど越しが良く爽やかな苦みが楽しめ、ゴクゴク飲める『ラガー』に属すビールになります。(ペールエールやIPAは『エール』に属します)

そのピルスナーに付いている『インペリアル』とはどんな意味なのか?実はピルスナースタイルにだけ付くものではなく、場合によってはインペリアルIPAなど他のスタイルでもこの言葉が付くことがあります。

意味合いとしては『最も強いビール』『かなり強いビール』と筆者は捉えています。強いというのは味の濃さやモルトのコク、アルコール度数など様々な要素がありますが、富士桜高原麦酒のインペリアルピルスナーの場合は『風味の濃さ』や『モルトのコク』がかなり強いビールと言えそうです。

もともと黒ビールの中でもアルコール度数やロースト感の強いスタウトが、イギリスからロシアの宮廷に献上されていた際に、献上用のスタウトをインペリアル・スタウトと読んでいたことが始まりのようです。

インペリアル○○ = 際立って強い○○ と考えてよいかと思います。

見た目

f:id:t10617tt:20180219233618j:plain

濁りのある不透明な濃い黄金色です。泡は適度に立ちやすく、少し置いておくと酵母が沈殿しているのが見えます。

富士桜高原麦酒の醸造しているビールはどの銘柄も生きた酵母が使われているそうです。

のど越し

さすがに『インペリアル』という事だけあって、飲んだ瞬間に味の濃さ、インパクトのあるモルトのコクを感じます。

シンプルに飲みごたえがあると言えばいいんでしょうか。。ガツンとくるビールです。

このビールのIBUは50とのことで、苦味の強いIPA並みの数値なのですが筆者としては苦みは適度だと感じ、それ以上にモルトのコクや風味が強いため『飲みごたえがある』と感じました。

不透明な見た目の通り、飲み口は比較的滑らかで柔らかく、ゴクゴクと飲むよりはじっくりしっかり飲むビールかと思います。アルコール度数はそこまで高くはないので良い過ぎずに充実感を味わえます。

香り

口を付けた瞬間はそれほど感じなかったのですが、口に含んだ後に鼻から抜ける香りが芳醇で、葡萄のような印象を受けました。

使っているホップは『オペル・ヘルスブルック』という品種らしいのですが、この品種ならではなのでしょうか。あまり聞いた事もなく、珍しいホップのようです。

総評

『なんだかんだピルスナーが好きだけど、少し強めのビールを飲みたい気分』という方にはオススメのビールかと思います。ただし、通常のピルスナーよりも香りが強く、口当たりも滑らかのためゴクゴクキレのあるビールが飲みたい気分の場合は逆におすすめしないです。

味の濃さやコクの深さといったインパクトを抜いて考えるとピルスナーとペールエールの中間、といった感じのビールです。

こんな人/時におすすめ

f:id:t10617tt:20180219235316j:plain

限定醸造のため中々出会えないビールかもしれませんが、ラガー派の方にもエール派の方にも試して頂きたい一品でした。

飲みごたえがあり、味も高級感を感じます。生きた酵母が使われているビールなので購入したら早めに飲んだ方がよさそうです。

是非お試しください。