埼玉県を代表する醸造所『コエドブルワリー』から、醸造所の見学ツアーが開催されるというファンにとってうれしいリリースがありましたのでご紹介させて頂きます。
出典:コエドブルワリー公式リリースより
2018年2月24日(土)を最初の回として、COEDOクラフトビール醸造所見学ツアーが開催されます。
なんと案内人は醸造所の代表である朝霧重治さん!コンセプトを学校として、朝霧さんが校長先生として醸造所内を案内してくださるそうです。面白いコンセプトですよね。
ちなみに代表の朝霧重治さんはどんな人物?
代表の朝霧さんは一橋大学を卒業後、すぐにビール事業に着手したわけではなく最初は三菱重工に入社。その後結婚を機に1年半で退職し、奥さんのお父さんの会社に就職。
義父の朝霧幸嘉さんは協同商事という会社で食品事業を営んでいて、その中にビール事業があったそうです。
幸嘉さんはベンチャー精神あふれる人だったらしく、当時ビールの原料として必要な麦芽に麦を加工する施設は大手メーカーしか持っていなかった中で地元の薩摩芋を原料として使えないだろうか、と試行錯誤して独自のビールを製造していたんです。
重治さんはそのベンチャー精神に惚れ、当時苦戦していたビール事業の再構築に2003年から着手。そこから5年間ドイツのビール職人から技術や知識を学び、日本人の趣向性に合うクラフトビールを研究、調整を繰り返しCOEDOビールが生まれたそうです。
そもそもあのブランドロゴやラベルのデザイン、1つ1つのネーミング含めてマーケティングのセンスがずば抜けて高いですよね。そんな方が校長先生となってブルワリーを案内してくれるとあれば是非行ってみたい!
COEDOの醸造所はどんなところなの?
今回見学ツアーが行われるのは埼玉県東松山市にのクラフトビール醸造所。最寄りの駅からバスで行ってもそこから結構歩くので、リリースにはバスが難しければ『タクシーにてご登校ください』と書いてありました笑
※参加される方は事前に行き帰りのアクセスを調べておいた方がよさそうです。
出典:コエドブルワリー公式リリースより
昭和50年に建てられた建築を改修して作られた新しい醸造所。雰囲気があります。
東松山の醸造所は昔企業の研究所として使われていた建物らしく、2016年9月に埼玉県三芳から移転したばかりとのこと。
周りは緑豊かな自然があるそうなので、ずっと都会にいる方にとっては良い気分転換になるかしれませんね。
見学ツアーの内容は?
『学校』というコンセプトはもちろん面白いですが、基本的にはビール造りのすべての過程が見られるそうです!
- 麦、ホップ、酵母などの素材について
- 発酵の過程
- 濾過の過程
- 重点の過程 など
もちろん、みなさんが期待されている『ビールの試飲』もツアー後に楽しめるとのこと。ただし!あくまで『学校』がコンセプトなので小テストなるものが実施されるそうです。テストに合格しないと試飲できないとかはやめていただきたいですが笑
詳細な情報・参加方法は?
※※大人気のため直近の回は受付終了になっている可能性があります。その場合は、これ以降に開催予定の回の受付を待つしかないようです※※
開催日:
2018年2月24日(土)、3月10日(土)、3月24日(土)
※まずはこの3日間、それ以降も開催の予定はあるそうで、順次ウェブサイトで告知があるそうです。
定員:20名/回
参加費:1,800円/1人
予約方法:以下ウェブサイトからウェブ予約
https://coedobrewery.peatix.com/
時間割:
13:30 受付開始
14:00 講義開始(醸造所見学含め80分ほど)
15:20 試飲(40分)
16:00 終了、下校
交通:最寄のコミュニティバス停留所は『網張戸』
私が見たときには既に直近で都合の合う日が埋まってしまってましたので、予約サイトをブックマークして随時チェックしようと思います。
是非、皆様も参加してみてはいかがでしょうか。