クラフトビールマニア CRAFT BEER MANIA

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エチゴビール/『FLYING IPA』を飲んでみた

今日飲んでみたのは全国第一号地ビール醸造所と言われている新潟県を代表するブルワリー、エチゴビールさんの今や超定番IPAビール、『FLYING IPA』です。

以前ご紹介させて頂いた同社のRISE UP IPAは2017年10月17日に数量限定で発売されていますが、このブランドも実は昨年同時期(2016年秋)に同じように数量限定発売されたところ大好評を博したらしく、2017年4月18日に定番化しました。

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良く考えると2年連続でIPAを開発・打ち出すのは面白い試みですよね。その定番化したおいしさはどんなものかご紹介させていただきます。

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△空に向かって駆け上るポップなテイストの龍が印象的。

概要

醸造所:エチゴビール株式会社

ブランド名:『FLYING IPA』

公式URL:http://www.echigo-beer.jp/

特徴①:『ぱっ!と広がるフルーティな香り』×『さっぱり爽やかな苦み』

特徴②:IPAの中ではかなり爽やか。軽めのキレのいい飲み口。

特徴③:さっぱりだが、確かな苦みと最高の華やかな香り

 

販売価格:287円

内容量:350ml

アルコール分:5.5%

原材料:麦芽・ホップ

色合い:黄金色

そもそも『IPA(インディアンペールエール)』ってどんなスタイル?

クラフトビールの中でも世界的に人気の高いビアスタイルで、通常のビールよりもずっと苦いため、最も印象に残るタイプ。他醸造所でもたくさんのIPAが作られております。

1700年代後半にイギリスの東に位置する醸造所でビールを生産していたジョージ・ホジソンという方が、当時イギリスの植民地であったインドで生活をしているイギリス人のためにビールを輸出し始めたのがIPAの歴史のはじまりです。

東インド商人がイギリスから何か月もかけてインドにビールを輸出する際、当然ですが長旅でビールの品質が悪くならないよう気を付けなければならないわけですが、IPAは通常よりもホップの量を増やすことで防腐効果を高めたそうです。

ただ、IPAだけが長旅に耐えられたビールであるという方も多いですが決してそういうわけではなく、黒ビールで知られているスタウトやポーターもこういった長距離輸出に耐えられていたそうなので、あくまで当時輸出に耐えられたビールの1種、と考えていただければと思います。

昨今は一般的なペールエールビールよりも『ドライ(辛口)』で『アルコール度数』が高いものがIPAとされています。

エチゴビール/FLYING IPAとの違いは?

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ずっと気になっていたのでついにしっかりと比較することができました。表現の仕方はいろいろあるのですが大まかには以下のような違いがあるかと思います。

FLYING IPAが『初心者向きIPA』RISE UP IPAが『中-上級者向けIPA』

FLYING IPAが『キレと華やかな香りを求める人向け』RISE UP IPAが『強い苦みのパンチとコクを求める人向け』

FLYING IPAとちがってRISE UP IPAの方が振り切っており、よりパンチの強いビールを求めるIPAファンに好まれる印象です。変わってFLYING IPAは飲み口軽くキレのある苦みと華やかなシトラスの香りが楽しめるのでクラフトビール初心者におすすめしたくなる一品です。

ちなみにパッケージデザインは、上杉謙信の『越後の龍』からとったネーミング、苦さの指標となるIBU(国際苦味単位)はFLYING IPAが55、RISE UP IPAが65。どちらも高いですがここでも少し違いが出てますね。

見た目

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少し濃いめのゴールドカラーで、泡はよく立ちます。

のど越し

のど越し爽やか、キレのある飲み口です。後味もすっきりしていて、ゴクゴク飲めます。喉を通る時の刺激も強すぎずとにかく好青年な印象。

香り

苦みにキレがあり、コクや風味が他のIPAよりも抑え目な分、香りに最大の特徴があります。口に含んだ瞬間にぱっ!と広がる華やかなシトラスの香り。口から鼻を突きぬけて非常に香り高い仕上がりです。他メディアでの紹介では『突き抜ける際立った苦み』を特徴としていましたが、なにより香りが突き抜けています。

総評

数あるIPAの中でもリピートしたくなるビールです。飲みやすくキレがあり良い意味で癖がない。ただ特徴が無いつまらないビールではもちろんなく、その華やかな香りが楽しませてくれます。

こんな人/時におすすめ

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エントリーとして申し分ないIPAビールかと思います。レギュラー化しているので成城石井など身近な販売店でもよく見かけるようになりました。『たまに飲めればいいかな』とか思うほど癖が強くなく、お値段もリーズナブルなので困ったらこの子を愛でたいですね。

 

是非お試しください。