天王洲アイル駅から徒歩10分、天王洲エリアのランドマークとなっているブルワリーレストラン『T.Y.HARBOR』からお招き頂き、2017年11月14日(火)にパイロットブルワリー&ブルワリーショップオープン記念パーティに参加させて頂きました。
T.Y.HARBORって?
出典:T.Y.HARBOR公式ページより
天王洲アイル駅から歩いてすぐ、運河の横にどっしりと構えるブルワリーを併設したおしゃれレストラン。タイソンズアンドカンパニーが運営するレストランということもあって天井の高い倉庫をリノベーションしたような内装、外見。そもそもこのあたりは建物や川沿いのイルミネーションなどが良い雰囲気を醸し出しており、『ここ日本だっけ、、?』という気持ちにさせられるエリアになっており、その中に現れるこのレストランはまさにフォトジェニック。心を奪われます。
△運河の横にウッドデッキのオープンテラスと倉庫をベースにしたレストラン。
そもそも倉庫をベースに作られたレストランなため店舗面積が非常に広く、約350席のダイニングふくめ、入口近くにあるクラフトビアバー、レストランを見渡せる2階席、運河横のウッドデッキテラス席など多種多様な空間で構成されています。
1997年に倉庫だった空間をリノベーションし、今年20周年を迎えるそうです。普段こちらのレストランでは併設されている醸造所で作られたオリジナルクラフトビールと、アメリカン料理を楽しめるのですが、今回ご招待頂いたパーティはそのレストランの横に新しくできた『パイロットブルワリー&ブルワリーショップ』のオープン記念とのこと。
通常のレストランは雰囲気がとてもよく、デートスポットとしてもかなりおすすめなので是非機会があれば訪れてみてください。
オープンした『パイロットブルワリー&ブルワリーショップ』って?
2017年で20周年を向かえたT.Y.HARBOR。その記念にもともとあった醸造所を拡張、さらにビアカルチャーを発信すべくブルワリーショップが併設されました。
出典:TYSONS&COMPANY公式ページより
△ガラス張りのパイロットブルワリーとその横にはクラフトビールを提供するスペース。いちいちおしゃれ。
拡張されたブルワリーには、2,000Lの大型タンク6本と300Lの小ロットタンク3本が設置されており、特に小さ目のタンクが『パイロット』ブルワリーにとって重要な機能を果たすとのこと。
△醸造用タンクの比較。2,000Lタンクは逆三角形型、小ロットタンクは小ぶりの円柱型。
写真だと少し伝わりずらいかもしれませんが、タンクの大きさは結構違いがありました。大きいタンクはT.Y.HARBORが今まで醸造してきた既存のビール6種の醸造量を拡大するべく、もともと使っていたタンクとは別に追加されています。
一方で3つ並んだ小さいタンクは既存のビール以外に、新たな試みとなる実験的なビールの開発やコラボレーションビールの製造に使われるそうです。なるほど。。
たしかに少量の醸造に留められるタンクがあれば効率的に新しいビールの製造にチャレンジできますね。
△醸造エリアの横にはクラフトビールを提供するカウンターと交流スペースが。
今後このスペースではブルワリーの中を見学できるツアーやワークショップ、クラフトビールファンを集めた交流会を定期的に開催してくださるとのこと。ただの醸造所やショップにするのではなくクラフトビール好きが集まって魅力を発信、情報共有する拠点になるそうです。
△店内横に用意されたショップの棚。注目はブロンズ・銀色のグラウラー。
パイロットブルワリーの横には様々なビール関連商品が並べられたブルワリーショップがあります。ボトル詰め・量り売りビールの販売に加えて、T.Y.HARBORが他企業とコラボで開発したオリジナルアイテムを小ロットで生産・販売するコーナー。
ビアグラスやロゴの入った前掛けなどお洒落なグッズがある中、ひときわ目立っていたのは生ビールを持ち帰るために作られた『グラウラー』。日本ではまだなじみがないかもしれませんが、アメリカでは再使用が可能な瓶を店員に渡し、生ビールを注いでもらって持ち帰る、という文化が当たり前とのこと。
ステンレスの容器にT.Y.HARBORのロゴが入っていてとてもお洒落なのですが、ビールの持ち帰りってそもそもどんなメリットが、、?というか炭酸抜けない?笑
実は持ち帰り可能なお店であれば容器の分安くなり、ある程度大きめのグラウラーであれば何本も瓶を持ち帰るよりも簡単に運べます。ただ量り売りができる店舗はまだまだ少ない状況。まずはT.Y.HARBORに行く際にビールを持ち帰りたい!っていう方々は是非購入してみてください。グラウラー購入時のみですが、無料でビール充填することができるそうです。インテリアとしても普通におしゃれです。
オープン記念パーティの様子
業界の関係者の方々、醸造家、クラフトビールファンの一般の方まで幅広い層が集まっていました。まさに今後行われる交流会もこんな様子になるんだと思います。クラフトビールファンにとってもうれしい出会いがたくさんありそうです。
△入口から既におしゃれ感満載。この日は17:00から21:00まで開催されていました。
△18:00ごろには既に交流スペースを埋め尽くす人が。クラフトビールファンや醸造家、海外からSound Brewing Co.の醸造家まで来ていました。みんなT.Y.HARBORの新ブランドや既存ブランドを楽しんでいます。
△レストランから片手で食べられる料理が、ミニハンバーガーがとってもおいしかったです。ビールに合う。
△パーティが行われている横ではパイロットブルワリーでまさに醸造作業をしている人が笑
T.Y.HARBORの『Session IPA』とは?
さすがパイロットブルワリーのオープン記念。早速実験的・限定的にビールを醸造してくださっていて、今回はセッションIPAを提供頂きました。
△パーティで提供されたビールメニュー。ゲストビールのSound Brewingはもちろん、一番の注目は今回のために限定醸造されたセッションIPA。
△早速パイロットブルワリーで限定的に醸造されたSession IPA。
アルコール度数は3.8%とかなり低めでゴクゴク飲みやすく、爽やかかつしっかりした苦みがおいしい一品でした。今後も新しい風味のビールが開発されていくようです。
パイロットブルワリー&ブルワリーショップの詳細
店名:T.Y.HARBOR パイロットブルワリー&ブルワリーショップ
HP:https://www.tysons.jp/tyharbor/
営業時間:12:00~21:00(無休)
住所:品川区東品川 2-1-3(T.Y.HARBOR 横)
今後もイベントがたくさんあるそうなので、まずはレストランに行く前後に是非立ち寄ってみてください。